気象庁データ
NetCDF化した数値予報GPVデータ
[2018/11/14] 2017年2月28日03UTC(日本時間28日12時)以降のデータは、次世代非静力学モデルasucaの導入に伴い、初期時刻における上昇流がゼロとなっております。詳しくは気象庁の配信資料に関する技術情報 第457号をご覧ください。
[2018/05/27]
解析値を中心に再構成したNetCDFデータおよび最新1週間のNetCDFデータMSMについて、2017年12月5日以降のファイルに誤りがありました。
ファイルのヘッダーでは緯度座標の方向が北から南と定義されているにも関わらず、各変数は南から北に向かって格納されていたため、正常なファイルに置き換えました。お手数をお掛けし大変申し訳ございませんでした。
[2018/01/09] 2017年12月5日以降、気象庁MSMオリジナルデータに日射量要素が追加されました。本データベースのNetCDFデータにおいても日射量要素の提供を開始しています。
[2016/03/22] NetCDF化したMSMの地表面気圧に問題があることがわかりましたので、正常なファイルに置き換えました。詳しくは更新情報のページをご覧ください。
[2016/03/04] NetCDF化したMSMの地表面気圧と雲量に関する変数に異常があることがわかりましたので、正常なファイルに置き換えました。詳しくは更新情報のページをご覧ください。
- 解析値を中心に再構成したNetCDFデータ (MSM, RSM) -- [OPeNDAP入口]
- MSM, RSMのオリジナルデータを初期値(=解析値)を中心に再構成した,1日1ファイルのNetCDFデータです.
- 1日分のオリジナルデータの初期値を連ね,その間を直前の初期値からの予報値で埋める構成としています.このように再構成することで,過去の大気状態のベストな推定アーカイブとなっています.
- 1時間降水量・日射量は初期値がありませんので,予報値のみを連ねた1時間データを別ファイルで作成しています.
- データに含まれている物理量は以下のとおりです:
- 気圧面データ(MSM-P, RSM-P) … ジオポテンシャル高度,東西風,南北風,気温,鉛直流(RSMと2006年2月28日までのMSMは300hPaまで),相対湿度(300hPaまで)
- 地表面データ(MSM-S, RSM-S) … 海面更正気圧,地上気圧(2006年3月1日以降のMSMのみ),東西風(地上10m),南北風(地上10m),気温(地上1.5m),相対湿度(地上1.5m),上層雲量,中層雲量,下層雲量,全雲量(2006年3月1日以降のMSMのみ)
- 1時間データ(MSM-S/r1h, RSM-S/r1h) … 降水量,日射量
- 各データのディレクトリの下に yyyy/mmdd.nc (yyyy: 年, mmdd: 月日; UTC) のファイルがあります.
- 各ファイルの具体的な時間構成については,READMEを参照してください.
- MSMは2002-2003年, RSMは2002-2004年のオリジナルデータに一部欠落があるため,解析値を中心に再構成したNetCDFデータもいくつかの日付については欠落しています.詳細については欠落データリストを参照してください.[2009/01/03]
- new! MSMのうち,2014年10月14日のファイルが破損していることがわかりましたので,正常なファイルに置き換えました.詳しくは更新情報のページをご覧ください.[2014/12/16]
- MSMについて、値と変数名の対応が間違っていたことがわかりましたので、正常なファイルに置き換えました。詳しくは更新情報のページをご覧ください。[2014/03/23]
- MSMのうち,いくつかのファイルが破損していることがわかりましたので,正常なファイルに置き換えました.詳しくは更新情報のページをご覧ください.[2010/07/05]
- RSMは2007年11月21日に廃止されたので,それ以降のデータはありません.
- MSM(2006年2月28日まで)とRSMのNetCDFデータは,地球流体電脳倶楽部Rubyプロジェクトのソフトウェア gpv を用いて作成しています.MSM(2006年3月1日から2017年12月4日まで)のNetCDFデータは,気象業務支援センター発行の技術資料を元に作成した独自プログラムを用いて作成しています(オリジナルデータのフォーマットが国内二進格子点通報式からGRIB2に変わったので,gpv では変換できません).技術資料については気象庁のウェブページ配信資料に関する技術情報をご参照ください。古いデータについての概要を記載したオリジナルデータのREADMEも参考にしてください.
- 2017年12月5日以降,NetCDFへの変換は米国のNOAAが提供する変換ツールwgrib2を用いています.スケールファクタやオフセットは2017年12月4日以前と同じ値を使用しています.
NetCDF (Network Common Data Form) は,多次元データを自己記述的でポータビリティの高いフォーマットとし
て作成・アクセス・共有することを目的とし,米国の Unidata を中心に策定されたもの
です.Unidata からは同時に,そのようにして作成されたデータにアクセスするためのインターフェースライブラリ(C, FORTRAN等)が提供されています.(地球流体電脳倶楽部のページに日本語の情報が簡
潔にまとめられていますので参考にしてください)
OPeNDAP (旧名 DODS) とは,科学データのやりとりを簡単に行うための仕組みです.OPeNDAPサーバを使うことにより,Webベースでデータの中身を確認したり,データの一部分を切り出してきたりすることができます.(たとえば,上の [OPeNDAP入口] から入って適当なNetCDFファイルをクリックしてみてください)
本データの収集は KAGI21 の活動の一環として行われました.
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(2014/03/23 更新)