スルポンの流星レーダー観測から見積もられた中間圏・熱圏下部の水平風速データ (netCDF形式)

注意:

1. 前のバージョン(1.0と1.0.1)のnetCDFデータの変数numの"Number of observed meteors per hour"
   というlong_nameが間違っていた。その変数の意味は、1時間当たりの流星数ではなく、水平風速の
   導出に用いた時間と高度の窓(例えば、h2t60の場合、±2kmと±60分の窓)に含まれる流星数である。
   なお、データそのものの値は正しく、前のバージョン1.0.1と同じである。 流星分布の解析と解釈に
   このデータを使用する際には、流星数の意味を取り違えないこと。

2. テキストとnetCDFデータの最新のバージョン番号が異なるが、両データの中身は同じものである。

データの概要:

  このデータは、インドネシアのジャカルタ郊外の南西に位置するスルポン(南緯:6.36度、東経:106.65度、
高度:50 m)の流星レーダー観測から見積もられた中間圏・熱圏下部(高度:70-112 km)の水平風速である。
この風速データは、オリジナルの観測データから算出した東西風と南北風を時間と高度に対して加重平均
されており、jkt(西暦)(月).(分解能).nc または jkt(西暦)(月)(日).(分解能).ncという名前のnetCDFファイル
に格納されている。分解能の表記は、h2t60min00と h4t240min00 の2つがある。例えば、h2t60は、データ
が高度方向に2kmごと、時間方向に60分ごとに置かれ、±2kmと±60分のガウス型関数を用いて加重平均
した水平風速を意味する。この場合、流星数は、±2kmと±60分の窓に含まれるデータ数を表す。また、
min00は、そのガウス型関数の窓の中心が各時間の00分に一致していることを示す。netCDFファイルは、時間、
高度、東西風と南北風、それらの分散、及び流星数から構成されている。
 詳細はメタデータを参照のこと.


最新データについて:

  データバージョン1.0.2が、2012年2月2日にリリースされた。このバージョンでは、全てのnetCDFファイルに
ついて、いくつかのattributeを変更した。リリースノート(Release_note_serpong_netcdf_data_j.txt)も
参照のこと。

修正履歴:

13FEB2012  A. Shinbori  :  バージョン1.0.2に対するメタデータをアップロードした。
13FEB2012  A. Shinbori  :  バージョン1.0.2。
22SEP2011  A. Shinbori  :  バージョン1.0.1に対するメタデータをアップロードした。
22SEP2011  A. Shinbori  :  バージョン1.0.1。
19JUN2011  A. Shinbori  :  メタデータをアップロードした。
19JUN2011  A. Shinbori  :  初期バージョン。