コトタバンの流星レーダー観測から見積もられた中間圏・熱圏下部の水平風速データ(netCDF形式) 【注意】 1. 前のバージョン(1.0, 1.1.0及び1.1.1)のnetCDFデータの変数numの"Number of observed meteors per hour"というlong_nameが間違っていた。その変数の意味は、1時間当たりの流星数ではなく、 水平風速の導出に用いた時間と高度の窓(例えば、h2t60の場合、±2kmと±60分の窓)に含まれる流星 数である。なお、データそのものの値は正しく、前のバージョン1.1.1と同じである。 流星分布の 解析と解釈にこのデータを使用する際には、流星数の意味を取り違えないこと。 2. テキストとnetCDFデータの最新のバージョン番号が異なるが、両データの中身は同じものである。 3. バージョン1.1のデータには、1ヶ月データの時刻情報が間違っていたため、その時刻情報を修正し、 全てのデータを差し替えました。2011年8月26日以前にこのホームページからダウンロードしたデータを 解析や論文発表に使用しないでください。 データの概要: このデータは、インドネシアのコトタバン(南緯:0.20度、東経:100.32度、高度:865m)の流星 レーダー観測から見積もられた中間圏・熱圏下部(高度:70-110 km)の水平風速である。この風速 データは、オリジナルの観測データから算出した東西風と南北風を時間と高度に対して加重平均されて おり、Wk(西暦)(月).(分解能).nc または Wk(西暦)(月)(日).(分解能).ncという名前のnetCDFファイル に格納されている。分解能の表記は、h2t60min00, h2t60min30, h4t60min00 とh4t60min30の4つがある。 例えば、h2t60は、データが高度方向に2kmごと、時間方向に60分ごとに置かれ、±2kmと±60分のガウス型 関数を用いて加重平均した水平風速を意味する。この場合、流星数は、±2kmと±60分の窓に含まれるデータ 数を表す。また、min00は、そのガウス型関数の窓の中心が各時間の00分に一致していることを示す。netCDF ファイルは、時間、高度、東西風と南北風、それらの分散、及び流星数から構成されている。 詳細はメタデータを参照のこと. 最新データについて: データバージョン1.1.2が、2012年2月2日にリリースされている。このバージョン では、num変数のlong_nameを変更し、全てのnetCDFファイルを置き換えた。 リリースノート(Release_note_kototabang_netcdf_data_j.txt)も参照のこと。 修正履歴: 02FEB2012 A. Shinbori : バージョン1.1.2のメタデータをアップロードした。 02FEB2012 A. Shinbori : バージョン1.1.2をリリースした。 13OCT2011 A. Shinbori : バージョン1.1.1のメタデータをアップロードした。 13OCT2011 A. Shinbori : バージョン1.1.1をリリースした。 29JUL2011 A. Shinbori : バージョン1.1のメタデータをアップロードした。 29JUL2011 A. Shinbori : バージョン1.1をリリースした。 14JUN2011 A. Shinbori : メタデータをアップロードした。 13JUN2011 A. Shinbori : 初期バージョンをリリースした。