ビアクの流星レーダーから見積もられた中間圏・熱圏下部の水平風速データ
(テキスト形式)

データの概要:

  このデータは、インドネシアのビアク(南緯:1.17度、東経:136.10度、高度:45m)の
流星レーダーから見積もられた中間圏・熱圏下部(高度:70-110km)の水平風速データである。
この風速データは、オリジナルの観測データから算出した東西風と南北風を時間と高度に対して
加重平均されており、Wb(西暦)(月).(分解能).txt またはWb(西暦)(月)(日).(分解能).txt
という名前のテキストファイルに格納されている。分解能の表記は、h2t60min00, h2t60min30,
h4t60min00 とh4t60min30の4つがある。例えば、h2t60min00のh2t60は、データが高度方向に
2kmごと、時間方向に60分ごとに置かれ、それぞれ、±2kmと±60分のガウス型関数で加重平均
されていることを意味する。また、min00は、そのガウス型関数の窓の中心が各時間の00分に
対応することを示す。このテキストファイルは、年、通日、時間(世界時)、高度、東西風と
南北風、それらの分散、水平風を決定するのに用いた流星痕の数、および2つの内部チェック値
から構成されている。
 詳細はメタデータを参照のこと.


最新データについて:

  初期バージョン(1.0)が、2013年1月31日にリリースされている。

データフォーマット:

yydddhhmmhhh  u (m/s)  v (m/s)  sigma-u  sigma-v  N-of-m    int1    int2
1115111 0 80   28.8   -26.5    27.9    52.4     5.0   344.2    24.5
1115111 0 88    3.2    21.7    21.5    43.7     5.0   309.3     8.1
1115112 0 78   17.8   -64.7    29.3    71.8     5.0   939.0    12.6
1115112 0 80   16.4   -54.6    28.5    70.6     7.0  1120.2    17.3
1115112 0 82   21.5   -44.0    35.1    48.8     5.0  1190.4    10.1
1115112 0 84   51.8   -60.1    42.3    66.4     7.0  1363.8    22.5

              yy: 年
             ddd: 通日
              hh: 時 (世界時)
              mm: 分 (世界時)
        hhh (km): 高度
      u, v (m/s): 東西風と南北風 
sigma-u, v (m/s): 東西風と南北風の分散
          N-of-m: 水平風を決定するのに用いた流星痕の数
            int1: 内部チェック値
            int2: 内部チェック値 
                  (これらのパラメータは、風速データの解析には必要ない)

修正履歴:

31JAN2013  A. Shinbori  :  メタデータをアップロードした。
31JAN2013  A. Shinbori  :  初期バージョンをリリースした。